呼吸を通じて自律神経を整える
こんにちは。
王子公園駅、摩耶駅近く水道筋商店街内にあります健康習慣ジムVIVA水道筋の佐藤です。
普段(安静時)の呼吸の際、自然に腹式呼吸ができておりますか?
腹式呼吸で用いるメインの筋肉は【横隔膜】です。
呼吸時の7割を占める筋肉です。
呼吸=肺のイメージですが、肺自体に筋肉はありません。
横隔膜をはじめとした筋肉の力を借りて、呼吸が成り立っております。
その中で横隔膜が担う点は大きいのです。
ただ横隔膜が担うと言っても、トレーニング時のように筋肉の伸び感や縮む感覚は感じられません。
なぜなら、横隔膜に筋肉の力や長さを感じるセンサー(筋紡錘)が極端に少ないからです。
だから、横隔膜を使って正しく呼吸ができているのか?動作確認することができません。
その為、呼吸が乱れても気づくことが難しいのです。
では、どうするか?
腹式呼吸を【仰向け姿勢】で行い、その際にお腹と胸がシンクロして呼吸ができるか確認しましょう。
それぞれの手をお腹と胸に当てて、呼吸の際に動きを感じてみましょう。
腹式呼吸が苦手な方はお腹が膨らまず、胸部のみ膨らみ持ち上がります。
理想は息を吸う際にお腹が360°全体に膨らみ、その後胸部周辺が膨らみます。
そして、腹部と胸部が沈みながらしっかり吐き切ることです。
この呼吸が行えることで横隔膜が適切に働きます。
横隔膜が働くことで自律神経に働きかけ、カラダの機能をスムーズにします。
その他に具体的な内容として、逆流性食道炎を予防する働きもあります。
これは食道が横隔膜を貫通している為、、横隔膜の収縮が逆流を防ぐ効果もあります。
まずは、寝る前に仰向け姿勢で腹式呼吸を実践してみてください。